創8 コロナ後、JR東日本は、「変革のスピードアップ~サスティナブルな経営」をめざす! さて、JR東海は?

起) JR東は、経営環境の急変に対し、「変革2027」を掲げて、会社価値を高める戦略を推進する!
1)コロナ禍とその後において、「足元の危機」を踏まえて、運輸業の見通しについて確認した:
(1)時代は、コロナ感染防止と経済活動の両立を探る「ウィズコロナ」に移行している。
(2)コロナ後は、新たな価値観、行動様式が浸透する。
ⅰ分散型社会への変容 ⅱ多様な働き方・ライフスタイルが普及 ⅲコミュニケーションの方式が様変わりする!
(3)3つの柱に取り組む。ⅰ社会的使命の完遂、 ⅱ変革の歩みをスピードアップする、ⅲ移動需要を創造していく。 

2)「ESG経営の実践」を基礎として、「成長・イノベーション戦略の再構築」、「経営体質 の抜本的強化」を行う:
(1)取り組みのレベルとスピードを上げる。
(2)グループ経営ビジョン「変革2027」を実現する。
(3)強みは、リアルなネットワークであり、バーチャルとデジタ ルを掛け合わせていく。
(4)鉄道中心から ”ヒト” 起点にビジネスモデルを進化させ、 地域社会と共に歩む。

承)「ポストコロナ社会のイメージ」を提唱!
「集中から分散、会社中心から生活中心、マスからパーソナル」という動きが加速し、新しい行動様式が定着する。
(1)「成長・イノベーション戦略の再構築」では、ⅰ新しい暮らしの提案、 ⅱ新領域への挑戦を軸とする。
(2)「ESG経営の実践」では、鉄道事業で「ゼロカーボン・チャレンジ2050」を進めている。 
 東北の復興を含めて、地方創生にもしっかりと取り組む。

転) JR東海は、「変革のスピードアップ」の戦略をどう受け止め、大いに参考にしたいが、とても真似をできない!
スピード感あるESG経営の推進を見て、相当焦っている。しかし、追走する経営資源の余力と能力もない!
(1)リニア事業に猪突猛進しているので、「人的資源と資金も精一杯」に投入している。
 9兆円の巨大事業が足かせとなり、「コロナ後の事業戦略と展開」には、JR他社に差が開いてしまう!
*背中を追いたいが、「長大トンネルの闇に突入したリニア事業」を止めない限り、他社並みに健全経営できない!
(2)リニア国策民営事業を仕掛けた時代と比べ、市場の環境が激変し、デジタル化、リモートワークが加速している。
(3)「経営環境が急変して、窮状の中で、「経営戦略を見直さなければならない」と、どう深刻に捉えているか?

結) JR東海は、JR東が喝破する「戦略経営」に対して、リニア事業の愚かさをどう承知し、どう舵取りできるのか?
1)現在、コロナ禍に対しても、同社の情報発信力は、質量ともに少ない!
*情報の開示を適正にできず、社会的責任を果たせない企業には、「経営統治」の力量を疑問視される!
2)経営者は、「リニア事業の過大なリスク」について、どう向き合い、真摯に回避・低減する対策を講じられるのか?
*現状は、環境、国交両大臣が指摘した意見や、有識者の指摘に対しても、「リスク管理できない」体たらくだ!

3)多々、「不都合な経営情報」については、謙虚に誠意ある説明を行っていない!
*社会に背反した経営と現場の対応では、「国民の理解と協力」を適切に得られない!
4)各工区において、住民から信頼を得られず、「自己勝手に描いた工程」は遅れ、経営負担が増大している!
*「環境を破壊し、地域と共生できず」、時代に逆行した事業は、破綻に向かっている!

*JR東海は、JR東日本を見習い、地方とも共存共栄できるよう「創造的に取り組む経営」にいつ、切り替えられるか?
(昨5/14問14 JR東日本の経営に学び、健全は事業運営に徹するべき。。 もご参照ください)

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